前回の予告通り、今回は夕張市石炭博物館をご紹介します。
ユルい感じのゆうちゃんがお出迎え。

ギラッギラの、なんか悪そうな「燃える石:石炭」。

鉱山の資料館に行くと、よくこういう模型あるよね。
アリの飼育観察のキットを思い出す。

石炭ストーブ。
奥のは、なんで2個丸い部分が連結してるんだろ。

友子取立式の様子。
友子(ともこ)…江戸時代から近代まで続いた鉱山労働者 (坑夫) の組合制度による一種の身分で,掘子 (ほりこ) などの見習い修業を経て初めて友子として取立てられた。友子になると,自助的な共済組織である友子同盟の成員として認められ,傷害,不具,廃疾などの場合,扶助,救済を受けることができた。 ~
コトバンクより

なにやらかっこいい機械。

安全灯充電台。
ずらっと並んだ懐中電灯を見ると、鉱山に来たなーって気がするよね♪

水銀整流器(タコ)だって。
水銀整流器がどんなものかは知らないけど、見た目は、うん。タコって感じだ(笑)

救命器。
これを使わなきゃいけない場面を想像すると、ぞっとする。
大変な仕事だよねぇ…。

レジっぽい何か。
右端のアルファベットがABC順に並んでるわけじゃないんだよね。
何のために使ったんだろ。

恐怖のエレベーター(笑)
誰かと一緒に乗ってたら全然どうってことなかったと思うんだけど、私、ひとりだったんですよ。
で、何も知らずに乗ったら、急に暗くなるわ、ヒューとか音するわ(大きい音嫌い)、エレベーターがしゃべりだすわ、んもう、おしっこ2ミリリットルくらいちびったかも!
「地下1000mエレベーター?」という動画を見てもらえば、雰囲気わかると思います。
私にとって、この施設の中で、エレベーターが一番印象深かったかも…w

で、エレベーター降りたら、これ。
この薄暗いトンネルを、延々ひとりで歩いて見学していくという…。
しかも他にお客さんは全くいなくて、私ひとりっきり…。
エレベーターの恐怖から立ち直れてなかったんで、ひとりで来たことをちょっぴり後悔しました。
観光地だからってナメたらあかんよねw
そういえば、この日だったか忘れたけど北海道で泊まったある宿も、自分の部屋からお風呂までなぜか非常灯しかついてない薄暗い迷路みたいな廊下を延々歩くという、恐怖の宿だったんだよなぁ。
廊下にあった鏡に、非常灯の緑色の光に照らされた自分が映っててそれがまた怖くて、そちらを見ないように気をつけて歩いたよ。
あと、その宿は部屋が妙に獣臭くて…(^^;
ひとり旅が好きだし人と同じ部屋じゃ眠れないくせに、怖がり。困ったものだ。

手前に座ってドアの紐を引っ張ってるのは、戸番の女坑夫。
「坑内の空気は入気坑口から、排気坑口の地上へ出される仕組みにしてあって、坑内で空気の量が減ったり、逆流して入気と排気が混じったりするのを防ぐために、各所に通気戸門を設け、その戸番に女坑夫を配置して戸門を開閉しました。」って、説明が書いてあった。
イギリスの鉱山
Rhondda heritage parkでは、戸番は小さな子供がやっていたって聞いたんだったなぁ。

安全灯自動充電台。
地上の資料室で見たのは「自動」って言葉が入ってなかったけど、仕組みが違うのかな。

あ、水銀整流器も、上で見たよね!
「水銀整流器(タコ頭)」だって。今度は「頭」がついてるw
交流電気を直流に直すたものものらしい。

他にもまあいろんな機械だのが展示してあって、ほんと、充実してる!
ドラムカッターとか回って見せてくれて、大サービス!音大きくて怖いけどw

『坑道まっくら探検』へようこそ!
ぅぅぅ、ひとりぼっちの私に、これ以上暗い道を進めと?

なんかうつろな目をした人(人形です)がいるしー!(泣)

ライト付きヘルメットをかぶって、まっくら探検へ!

…と言っても、完全な闇ではないね。よかった。

カーブした階段、かっこいい。

展示があったり(オッサンの人形がうっそり影にいるのはやめて欲しいw)、

坑道気分を味わったり、

でっかい機械がかっこよかったり、

こんな日の差さない地下に、植物が…と感動したりしてるうちに、

ああ、出口だ。まっくら探検、終了!

今、出て来たところ。

これは、昔使ってた坑口かな。

石炭の大露頭の写真で、お別れです。
怖かったけど、めっちゃ楽しかった!
スライドショーには、紹介しきれなかった写真がたくさん入ってます。
▼スライドショー▼
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