
トロッコに書かれた "THE LAST DREAM OF COAL" という文字。
この施設の地下坑道のガイドツアーに参加した時、ガイドさんから「日本には、まだ炭鉱はあるの?」って聞かれた。
私は、日本に現役の炭鉱があるかどうか知らなかったし、英語でどう答えていいのかわからなかったから黙って首をかしげてたんだけど、ガイドさんは諦めず、私の答えを待っていた。
「多分無いと思う。」というような答えを搾り出した私に、「だよね。イギリスでもそうだよ。でもね、僕はまた、石炭の時代が来ると思ってるんだよ。」って語ってた。私の聞き取り能力が正しければ、多分ね。
(こういう時に、「英語で会話ができれば!」って、切実に思うのです。)
ガイドさんは、元炭鉱労働者らしいです。炭鉱がすごく好きなんだなーってのが、めちゃめちゃ伝わってきたよ。
ちなみに、日本に現役の炭鉱は、まだ、わずかだけどあるみたいね。私、嘘教えちゃったよ…。



これらもトロッコの仲間たち。線路に乗ってるから、そうでしょ?

なんかわかんないけど錆び錆びの機械。







こんなのが、屋外にゴロゴロ置いてあったw

螺旋だー!

ホルンみたいで、かわいい。

パイプもかっこいい。

なんらかの錆。

竪坑櫓、真赤に塗らなきゃダメだった?とも思うけど、それはそれで特徴的になってるからいいのかな。観光地だしね。

違う角度から見ると、2つ並んでるのがよくわかる。

緑のは、竪坑櫓とはまた違うもの?

煙突デカかったっす。

半円の窓がかわいい建物。

継ぎの当たった部分が気になる。外付け階段があったのかな?…にしては、ドアが無いなぁ。

資料館にて。
なんて装飾的なレジスター。

なんらかの機械。こちらもステキ。

すぐ近くの、カラフルな家たち。
炭鉱夫たちの家だったんじゃないかな?

この棚みたいなのは、ランプの充電器…だったと思う。
ランプと言えば…。
地下坑道のツアーの途中、ガイドさんが灯りを消した。
真の闇が私達を包んだ。
暗闇の中、ガイドさんは言った。
「想像してみて。この暗闇の中、ほんの小さな子供が、灯りひとつだけ持って、ドアの開け閉めの仕事のためにひとりで何時間も座って働いていたんだよ。事故に遭う子だっていたんだ。」
坑道は本当に暗くて。
暇つぶしにメールしたり音楽聞いたりゲームしたりもできなかったわけで。
そんな中、ただひたすら、ドア開閉の合図を待っていたであろう子供たち。
想像したら、涙が出そうだった。
今までに参加したツアーの中で、ガイドさんの説明が一番印象的だったのは、多分ここだなぁ。
あ、でも、ガイドさんの言葉は、私の推測なんで。
その場で書き留めたわけでもないので、聞き間違いだけでなく、記憶違いもあるかも。
ご了承下さい。
▼スライドショー▼
-- 続きを閉じる --