ミクシィで知り合ったMさん夫妻と一緒に、シンセンに。
KCRという電車の、始発駅から終点駅まで乗りました。
私が泊まっていた尖沙咀からシンセンまで、電車で40分くらいなのに、パスポート(出国・入国審査)が必要なんだよ。
車窓から見える景色は、案外自然が豊富。
香港の中心街は、ありえないくらいに高いビルが並んでいるのに、ちょっと拍子抜けな感じ。

みんな、こっちに住めばいいのにな。
けれど、M夫さんにそれを言うと、「通勤に1時間とかありえない」そうなので、やっぱ混み混みでも都心に住みたいんでしょうね。香港人は。

車窓から見た、ステキなお家♪
入ってる年号は、建てた年と増築した年なのかな?
シンセンの駅に着くと、小さな人だかりができています。
見ると、真ん中には座り込んで泣きながら吐いている男の子が。
けど、周りの人はそれを黙って見てるだけで、誰も声をかけない。
えー、なんで?親はどうしたんだろうってのも気になるけど、それにしたって通りすがった人、普通声かけるでしょ。救急車呼ぶとかさ。
Mさんは以前シンセンで、意識を失った女の人の顔をバシバシ叩き続ける男の人を、見かけたことがあるそうです。
その時もやはり、人だかりができていて、そして誰もが遠巻きに眺めているだけだったそう。
なんか、怖いな。シンセン。
でも、飲茶はおいしかったです。
蝦腸粉と蝦餃が、特においしかった♪

さて、昼食の後は民族村に行くつもりが、なんか世界の窓に来ちゃいました。
中に入るには入場料がかかるので、外から眺めるだけに。
無節操な感じで並ぶ、いろんな国の石像がナイスです。
タクシーで民族村に移動し、入場。入場料が思いの他 高い。


そして、「これは民族と関係あるのか!?」と思わせる、ゾウさんや火の鳥さん登場。
おもしろかったから、いいけど。
民族村は、中国のいろんな民族の家や人々の生活なんかが展示してあります。

この建物は、なんだかねじれてておもしろい形。
私は、古い民族っぽい家が見たくて、ここへ連れて行ってもらいました。
が、案外どの家も小奇麗なのね。ちょっとガッカリw

でも、前髪だけを伸ばして小さな三つ編みにしている民族を発見して、盛り上がる私。
このオニーサンたちは、私生活でもこの髪型なのかしらね。

こんな、きれいなオネーサンも歩いてたり。
建物より、人の方がいろいろおもしろかったかも。
さて、民族村は広かったです。暑くて広い。広くて暑い。
とてもじゃないけど、全部は回りきれませんでした。
巨大なターザンみたいなアトラクションを体験したら、なんか気が抜けちゃって、民族村を後にしました。

巨大ターザンはしかし、気持ちよかったなぁ。
民族村の次は、マッサージ♪
シンセンでは、香港よりもずっと、マッサージの値段が安いのです。
奮発して、足裏、フェイシャル、全身と、3種類ものマッサージをお願いしちゃいました。
香港での、こじんまりしたマッサージ屋さんとは対照的に、驚くほどの椅子が並んだシンセンのマッサージ屋さん。
さすがに全体の写真は撮れなかったけど、あれは、壮観だったなぁ。
数百…いや、千くらいの椅子が、ズラリと並んでいたんじゃないだろうか。

全身マッサージは個室でやってくれたんだけど、その個室がまた、ものすごく部屋数が多い!
迷路みたいな通路をくねくねあちこち、道に迷いそうでした。
たくさん部屋が並んでるとかって私、大好きなので、すんごくワクワクしました。
肝心のマッサージは…途中で寝ちゃったのよね。もったいない。
Mさんの話では、シンセンのマッサージ師のお姉さんたちは、チップだけで生活しているとのこと。
お店はさぞかし儲けていることでしょう。
マッサージを終えたら、夕食。
好き嫌いの多い私を、おいしいイタリアンのお店に連れて行ってくれたM夫妻。
そのお店は少し駅から離れていて、客引きをしていたタクシーに乗ったら、なんかちょっとぼったくられてました。
「モウマンタイ」とか客引きが言うと、「モウマンタイじゃないよ、ヤウマンタイだよ」と怒っていたMさんが、なんかかわいくておもしろかったですw
タクシーでぼったくられたり、両替所で両替してもらったお札がニセ札だったり、シンセンは怖いところじゃったー。
私ひとりでは、とうてい太刀打ちできなかったヨ。
Mさん、M夫さん、どうもありがとうございました!
本当に、お世話になりました。
ってことで、ホテルに帰ったんですけどもね。
24時までに、中国出国・香港入国の手続きをしなくちゃいけないのに、うっかりおしゃべりに興じていた私たちは、駅でダッシュするハメになるのです。
いやー、危なかった。
香港で24時目指して走るってのは、到着日に続き2度目です。
帰りの電車が、あまりにガラガラで、ちょっと怖かった。


電車ついでに、オマケ画像。香港の駅の自動改札は、こんな感じ。
駅から宿までの地下道も、あまりに人がいなくて、ちょっと怖かった。
しかし、とっても楽しい一日だったんですのよ。
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