ドイツの廃墟をいくつか見に行って思ったのが、落書きがすごいってこと。
なんていうかもう、ドイツの廃墟の隣でペンキ屋開いたら儲かるんじゃね?ってくらい、すごい。
そんなドイツの廃墟の中でもピカ一なのが、ここ、タヘレスだ。

あ、ごめん。廃墟って言っちゃった。
廃墟じゃないんだよね、ここ。少なくとも私が行った時は、現役だった。

現役っぽく(?)、元気に虫が出てきてます。

外観の写真、あんまり撮ってないんだ。
道の向こうからも、撮ればよかった。

かっこいい、えーと。
かっこいい、なんか、車が入れないようにするヤツ。

入り口付近にも、落書きアリ。

なんかかっこいいガスマスクの絵も。

これ…入って大丈夫なのかなぁ?
なんかダークな雰囲気。

中に入ると、落書きとポスターがびっしり壁を埋めている。

うへえ。ほんとにびっしりだよ。
怖いけど、登るぞ!(高所恐怖症的な意味でなく。)

目とか手とかね。2セットくらいあるよね。
むしろ右の女の人は、手が少ないよね。

ここ、芸術家たちがいろいろやってるらしいので、落書きも芸術っぽい人たちが描いてるんだと思うんだよね。

だから、なんか妙に上手なのもある。

塗り重ねられて、油絵っぽい雰囲気すら漂う壁たちw

窓まですごいことになってる所も。

左の建物も、下の方は落書きされてるねぇ。
右の建物は、上の方まで!
てか、右の建物は、タヘレスの続きかもね。

階段をどんどこ登ったり降りたり。

真上から階段だけ見ると、普通に古い建物って感じがしなくもない。
まあ、落書きも見えてるけど。

描くだけじゃ物足りなかったのか、オブジェまで貼ってある。

廊下の奥は、個展だかグループ展をやってるんだろう。

もしくは、店か。

うろうろしてる人もいるけど、私は怖気づいてあんまり奥まで行けない。
人が心霊写真みたいに写ってるのは、加工して顔を消したからだよ。心霊じゃないよ。

これはなんだろ。わからん。
とにかくいろいろ描かれてる。

とにかくいろいろ描かれてる。

とにかくいろいろ描かれてる。(大事なことなので3回言ってみた。)

あ!金の配管発見!
あなたが落としたのは、金の配管ですか?

それとも柄つきの配管ですか?

イェーイ!ってな顔してブリッジしてるけど、あなた、お腹が…。

階段いいよ、階段。

きれいな青だなー。星空みたい。

もしもーし!聞いてくれないと、耳食べちゃうよ!
はてなキーワードによると、タヘレスが建てられたのは、1907頃。
建てられた時から現在まで、商品の殿堂 → 技術の殿堂 → 芸術の殿堂 と、とにかく殿堂な人生(建物生?)を送ってきてるようです。
絵を見るのは嫌いじゃないっていうかむしろかなり好きなのに、芸術の殿堂なタヘレスで全く展覧会を見なかったのは、ちょっと悔やまれる。
日本でも画廊に入るのには勇気がいるのに、外人に声をかけられちゃうかもしれないタヘレスで部屋の中に入る勇気は、どうしても出なかったんだ。しょうがないね。
私が行った時は現役でそこそこ人にも会ったにも関わらず、私の頭の中ではなぜか廃墟として認識されてしまっていて、今回のスライドショーを作成するのに廃墟物件として作ってしまったよ。作り直しがめんどうだった…。 ← 自業自得
価値観として、「ステキな場所 = 廃墟」みたいな図式が、頭の中でできあがっているのかもw
▼スライドショー▼
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