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螺旋階段(別館)

廃墟と旅。古びた建物大好き!

2015

08/09

Sun.

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沢木 耕太郎 『天涯〈3〉風は踊り星は燃え』  

◎当ブログ初めての方はお読み下さい >> 『自己紹介』


内容(「MARC」データベースより)
私は帰らない。風は踊り、星は燃え、雲は急ぎ、船は漂う。ローザンヌ、パリ、香港、マカオ、ラスヴェガス…。沢木耕太郎が写真を駆って移動を繰り返した、1998年から2002年までの軌跡。写真集第三集。



写真がうまくなりたいなぁ…。
そんなことを思いながら眺めていた写真関係の本の棚に、深夜特急の沢木耕太郎の写真集を見つけた。

写真が多く、時々、旅に関する作者の文章や他の本からの引用が書かれている。
写真は、ステキな写真もあるけれど、ブレていたり同じような写真が同じページに2枚3枚と続いていたり、なんだか私のブログの写真みたいなのも多数ある。

あれー?これでもいいのか?
自分の写真が魅力的でないことで凹んでいた気持ちが、ふっと楽になった。

「沢木 耕太郎(さわき こうたろう、1947年11月29日 - )は、日本のノンフィクション作家、エッセイスト、小説家、写真家。」と、wikiにある。
最後にだけど肩書きに「写真家」とあるのだから、すごい写真を集めた写真集も出しているのかもしれない。
だけどこの写真集だけを見る限り、そして他の沢木作品は深夜特急しか読んだことのない私には、作者は「旅人」であると感じられた。
旅人が、旅の記録として写真を撮る。それが1冊の写真集にまとめられた。
そんな雰囲気の本だった。

後記を読んで、その思いは強まった。
作者はこの本のことを、「アルバム」と書いている。

写真の善し悪しや面白さといったものより、私の思いの強いものを選んでしまう。


私は自分の本を読み返すことはほとんどないが、この『天涯』だけは、時に手に取り、ぱらぱらとページを繰ることがある。そこには私の時間が詰まっている。その写真を見ることで微かに取り戻すことのできる私の時間が詰まっている。



そうなんだ。
私は、未来の私が、昔行った場所とその時の気持ちを思い出せるように写真を撮ってネットにUPしているんだ。
上手な人と比べてしまうとそりゃあ見劣りがするけど、だけど、自分が写真を撮っている理由を考えれば、人と比べる必要はないだろう?
未来の自分もステキな写真を見られた方が喜ぶだろうけど、そのために私はどれだけのことができるだろう。
旅への情熱が醒めかけてしまっている今、写真上達のための努力は、無駄になってしまうかもしれないし…。
無理なことはしないでいよう。それでいいんだ。
頭だけじゃなく心から、そう思えた。

悩んでる時にこの本に出会えてよかった。


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Posted on 13:33 [edit]

category: 本などの感想

thread: ひとりごとのようなもの - janre:写真

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